内部取り付け方法(ウルトラエアーパット)

安全上の注意事項

● マークの意味

マークの意味

● 下記は安全に関する重要な内容ですので必ずお守り下さい。

全に関する重要な内容ですので必ずお守り下さい。

はじめにお読みください。

お取り付けに関して専門知識のない方は専門業者(取扱店)へご依頼ください。
カーショップまたは自動車電装店や整備工場等で取り付けを行ってください。誤った取り付けによる返品はお受けすることが出来ませんので予めご了承ください。

必ず本製品の動作確認を行ってから設置をしてください。
お取り付け前に仮組みを行い本製品が正常に機能することを確認してください。また、部品の欠品や破損がないか確認してください。

■ ※CANシステム搭載車への取り付けについてのご注意
CANを搭載している車両に関してはACCが取り出せない場合がございます。検電テスターなどで適当に接続すると、車両のコンピューターに異常や故障をきたす場合がございますので、特に注意してください。また、輸入車など信号位置が全く特定出来ないモデルなどの場合は市販のCAN-BUSアダプターをご使用ください。

■ ※シートベルトフィルムセンサーがある場合のご注意
座面のウレタンにシートベルト警告用フィルムセンサーがある車両へのお取り付けの際は、ヒーターパットとフィルムセンサーとの間に布などを入れて熱による変形を防いでください。またスプレー糊等でヒーターパットを固定する際も同様にフィルムセンサー周辺を避けて影響の出ない位置に接着してください。

■ ※シート内部へ取り付けされる場合のご注意
ヒーターパットが動かないようにジャストフィットサスペンダーでしっかり固定してください。また、シートの形状上、サスペンダーが取り付けられない場合はサスペンダーを切断して、市販のスプレー糊でヒーターパッドをウレタンに接着してください。

■ ※ヒーターパットに切込みを入れる場合の注意点
「内部取付け」をする工程で、パッドに切込みを入れる必要が生じた場合、下記をお読みいただいた上で作業して頂きますようお願い致します。誤った箇所に切込みを入れたり、基本軸線を切断すると故障の原因になりますのでご注意下さい。

■ ※シートカバーを使用して取り付ける際のご注意
市販のシートカバーを使用してお取り付けされる場合は、ヒーターパットが弛まないように、ジャストフィットサスペンダーでしっかり固定してください。 弛ませたまま使用するとヒーターパットが折り重なり、配線が断線し故障する原因となります。
また、シートカバーとシートヒーターとの間に隙間が生じないように密着させてお取り付けください。隙間があると温度がうまく伝わらない(温まらない)ことがあります。

■ ※車検の際のご注意
自動車の内装材料における燃焼性試験方法に基づいた試験合格済みですが車検時に証明書の提示を求められた場合はホームページお問合わせから弊社へご連絡をお願いたします。

取付けマニュアル

市販のシートカバーを使用して取り付ける方法。

シート内部にヒーターパッドを取付ける方法を解説しています。内部(ウレタン)に取り付けますので、純正のシートヒーターの様に見た目も綺麗で本格派のお客様にお奨めです。サスペンダー付きなので取付けやすく、使用時のパッドのズレも軽減します。

※ヒーターパッド(ウルトラエアーパッド)

Step-01 最初にテスト接続をして動作確認

配線を仮接続してスイッチを強レンジへ入れパイロットランプが点灯することと、ヒーターパッドが温まることを確認してください。正常に動作することを確認できたら、安全のためにバッテリーのマイナス端子を外してから作業を行ってください。


テスト接続でスイッチの点灯と、パッドが温まるか確認する。


安全のためバッテリーのマイナス端子を外して作業してください。

※ バッテリーを取り外すと車両のコンピューターに異常をきたす恐れがあります。車の取扱説明書をご確認のうえ作業を行ってください。
※ カーナビ等のセキリティーコードなどをメモして行ってください。

Step-02 車両よりシート&トリム類を外す

シートレールに固定されているボルトを外します。次にシート底面等に付いているコネクター類も外しシートを取り外します。シートサイドに付いているトリム類も一緒に外してください。


シートレールのボトルを外す。


シートと周辺のトリムを外す。

Step-03 純正シート生地を外す

純正シート生地を取り外し、ニッパーでシート生地とウレタンを固定している「Cリング」を切断してください。


純正シート生地を外す。


Cリングを切断する。

Step-04 ヒーターパットを仮置きする

ヒーターパットをウレタンに仮置きして、位置を確認してください。サスペンダーはまだ固定せず外しておくか、ゆるく装着してください。


仮置きをする。


サスペンダーで軽く止める。

Step-05 Cリングを取付ける位置を確認する

ヒーターパットの穴(通気口)を通し、シート生地とウレタンの固定金具をCリングで固定します。固定金具と穴の位置が合わないときは、カッター等でパッドに切込みを入れてください。そのときパッドの基本軸線は切断しないように気をつけてください。


ウレタン内の固定金具とヒーターパッドの穴の位置を合わせます。


切込みが必要な場合は、基本軸線をカットしないように注意して下さい。

Step-06 ヒーターパットを溝に押し込む

ヒーターパッドの位置が確定したら、ウレタンの溝にパッドを押し込み、Cリングを取り付けやすくします。


固定金具の位置を意識しながら溝に埋め込む。


座面、背面同じように溝に埋めます。

Step-07 生地とウレタンをCリングで固定

純正シート生地とウレタン内の固定金具をCリングで固定します。Cリングやナイロン結束バンドを使用して取り付けて下さい。Cリングはカシメ工具やペンチで固定して下さい。


ウレタン内の固定金具と純正シート生地をCリングで固定します。


ナイロン結束バンドで取付ける場合。

Step-08 サスペンダーで固定する

純正シート生地とウレタン内の固定金具をCリングで固定したら、純正シート生地を被せる前にサスペンダーをしかっり固定します。サスペンダーはヒーターパッドのズレを軽減します。


サスペンダーでヒーターパッドを固定。


止め具の向きに注意してください。

Step-09 純正シート生地を取り付ける

純正シート生地をヒーターパットの上に被せてください。ヒーターパットとシートカバーを密着させることで、より温度が伝わります。 純正シート生地を取り付けながら、取り外したトリム類を元に戻してください。


純正シート生地を取り付けて・・・。


後は車両にシートとトリムを戻して完成。